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2007年11月13日 (火)

貞利のお陰で一件落着さ

色っぽいキモノ

国定忠治の無頼日記53   天保5年(1834)3月14日~25歳

お常を殺した下手人が捕まりやがった。

俺の子分の久次郎も下手人を捜しまわっていたんだけどよ、伊三郎の野郎に先を越されちまったってえわけのさ。伊三郎の奴は、浮世絵師の歌川貞利の助けを借りて、何でも、貞利のお陰で下手人を見つけ出したらしい。

お常をあんなひでえ事をしやがったのは、中瀬の荷揚げ人足の何とかって野郎だそうだ。

そいつは、普段からお常を付けまわしていて、お常の櫛や腰巻など隠し持っていたようだ。変態って奴だんべ。あんな野郎に殺されちまったなんて、お常も本当に可哀想なこった。

まあ、貞利の活躍で、下手人が捕まって、一件落着さ。これで娘たちも安心して眠れるだんべ。

国定忠次外伝・嗚呼美女六斬

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