« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月15日 (月)

いってえ、誰が、こんなひでえ事を‥‥‥

Mw803651


国定忠治の無頼日記52   天保5年(1834)3月12日~25歳

高砂屋のお常が行方知れずになってから4日が経って、境宿に絹市が立つ12日だ。まったく、ぶったまげたぜ。

なんと、お常の足が筵(むしろ)にくるまれて見つかったんだ。それからが大変だ。十手を持った伊三郎が出張って来やがって、境中を捜しまわったんさ。

次に見つかったんは右手で、お諏訪さんの境内からは麻袋に入った生首と胴体も出てきた。夕方になって、左足も見つかったんだが、左手だけはどこにあるのか見つからなかったらしい。

俺は見ちゃいねえが、なんでも、体中、傷だらけで、顔は苦痛に歪んでいたそうだ。

いってえ、誰がこんなひでえ事をやりやがったんでえ。

許せねえ。下手人は絶対に捜しださなきゃならねえぜ。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »