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2006年12月12日 (火)

裏切り者の惣次郎が殺されたぜ

博奕打ち 殴り込み   博奕打ち 殴り込み

国定忠治の無頼日記43     天保3年(1832)9月~23歳

裏切り者の武士(たけし)村の惣次郎の野郎が伊勢崎の半兵衛親分に殺されちまったんだとよ。

いい気味だぜ。

野郎、調子に乗りやがって、半兵衛親分とこのシマ内で勝手に賭場を開いて、文句を言いに来た半兵衛親分とこの若衆を斬っめえやがった。半兵衛親分は黙っちゃいねえ。惣次郎んとこに殴り込みを掛けて、惣次郎をたたっ斬って、長旅に出ちまったよ。

伊三郎の野郎は半兵衛親分を八州様に訴えて、手配しやがったが、そう簡単に捕まるような親分じゃねえ。まあ、二、三年もすりゃア、戻って来られるだんべ。

何を思ったのか、伊三郎は武士村に代貸を置かねえんだ。境宿を狙ってる伊三郎にとっちゃア、武士村なんかどうでもいいんかもしれねえがよ、いらねえってんなら、こっちで貰ってやろうじゃねえか。

俺ア、文蔵を送り込んで、武士村を取り戻してやったぜ。

侠客 国定忠次一代記

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